メバリング

メバルの餌釣り師がメバリングに挑戦する時に意識したい4つのこと

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最近は釣具屋のメバルコーナーに行くと、これでもかというくらい棚一面にワームやプラグなどのルアー類が品揃えされていますよね!

そんな時代の流れを見ていると、メバルの餌釣りを長年やってきた人も、ルアーでのメバリングに挑戦してみようかな?という気持ちになるのではないでしょうか。

かくいう私も、長年やっていたメバルの餌釣り(延べ竿・電気ウキ)からルアー釣りへ転向した身であります!

そこで今回は、メバルの餌釣り師がルアーでのメバリングに挑戦する時に意識したいことを4つの項目に分けて書いていきたいと思います!

先に結論を言いますと、餌でもルアーでも慣れると同じくらい釣れるので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか?という内容になっています。

ルアーは釣れるものと刷り込む

長年餌釣りをやっていると、餌でしかメバルは釣れないような気がしてきませんか?笑

私自身、ワームで初めてメバルを釣るまではそう思っていました。

メバルを何匹か釣るまでは半信半疑で、心のどこかで本当に釣れるのかな~?餌で釣った方が手っ取り早い気がするな・・・と感じていました。笑

ですが、実際にはそのようなことは全くなく、ワームやプラグでも普通に釣れます!

いや、私も驚きましたが、思っていた以上に釣れるんです!

ただ、始めた当初は全然釣れなかったというのも事実としてあります。

しかし、過去の自分を振り返ってみると、釣れないのには理由がありました。

それは、ワームは釣れるものであるという認識が欠けていたことです。

この認識が自分の中に刷り込まれておらず、心のどこかで半信半疑だったため、少し釣れないだけで集中力が欠けて操作が適当になっていたりしたんですね。

メバルは比較的簡単に釣れる魚ではありますが、大体は丁寧に攻めないと釣れないことも多いです。

それは餌であろうとルアーであろうと同じことだったんですね。

私
くっ・・・そんなことも分からなかったとは・・・情けないッ

そこで、私が特に釣果が安定してきた時のことを振り返ると、ワームは釣れるものだ!と自分自身がしっかりと認識して丁寧な釣りをやるようになってからだったんですね。

ですので、今からメバリングを始めようという方には、ワームやプラグは釣れるものである、という認識を右脳がすり減るまで刷り込んでいただきたいのです!

それこそが最初の壁だと思うので、そこを突破して丁寧な釣りを行えば自ずと結果は出ます。

ワームで少し釣っただけで、釣れないからとすぐに餌を使っていると、過去の私のように釣れないパターンにハマってしまいます。笑

ワームは釣れるものと認識して丁寧な釣りをすればしっかり釣れる!

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狙うポイントは一緒

メバリングで狙うポイントですが、餌釣りの時と変わりません!

例えば、餌での延べ竿探り釣りなら、足元の堤防の際や敷石の際を釣っていくことが多いと思いますが、ワームでもそういった場所を狙います。

また、電気ウキ釣りでは沖の障害物周りを潮流に乗せて流し込んだりしますが、そういった潮に流す釣りも同じです。

ですので、狙うポイントはこれまで通りで大丈夫です!

むしろ、ジグヘッドにワームを付けるメバリングでは、延べ竿よりも広い範囲を攻めることができるので、その分メバルに出会えるチャンスも広がります。

大体、PEライン0.3号にジグヘッド1gで無風時に10~15m追い風の時は20mほどの飛距離が出るので、電気ウキほどではないですが、それに近い範囲を攻略することができます。

また、攻めれる範囲はキャストして着水後にすぐに巻き始めれば表層、キャスト後、着底させて巻き始めれば底を攻めれるので、横だけでなく縦の棚も幅広く攻めることができます。

なので、狙うポイントは一緒ですが、1本のロッドで狙える範囲はメバリングの方が広くなる場合が多いです!

ただ、狙える範囲が広がるということは、棚を安定させるのが難しくなることでもあるので、慣れるまでは少し時間がかかるというのはあります。

狙うポイントはこれまで通りだけど、攻めれる範囲は増える!

メバルは速い動きにも反応する

これは餌釣りを長年してきた人の盲点だと思っているのですが、メバルは思っている以上に速い動きに反応してきます!

例えば青虫を付けた延べ竿探り釣りの場合、足元に仕掛けを落として潮に馴染ませたあと、潮の流れに乗せて少しづつ立ち位置を移動してかなりゆっくりと誘うことが殆どですよね?

電気ウキ釣りに関しては、ロッドをさびいたりリールを巻くなどして動かして誘うこともありますが、それでもゆっくりな動きだと思います。

メバリングの場合でも、基本的にはゆっくりで自然な動きに反応が良いことが多いと感じるのですが、

餌釣りの時にはやらなかったような早いリトリーブやフォール(下へ落ちる動き)にも反応してくることがあります!

これが餌釣りとメバリングの大きな違いだと個人的には感じています。

特に、メバルの活性が上がる夕マズメや朝マズメではその傾向が強く、キャストして着水後、リールのハンドルを1秒に1回転くらいの早巻きでもメバルが果敢にアタックしてくることが多いです!

また、餌釣りで使用するオモリは、より自然な動きを演出できるように軽いガン玉を使用して青虫を付けるというスタイルが多いですが、

メバリングではジグヘッド(ガン玉の代わりとなるオモリと針が一体化したもの)の2g程度の重いものを使用する場面もあります

一見、こんな重い仕掛けでメバルが食ってくるのか?と思ってしまうのですが、底にいるメバルなどは思ってる以上に重いジグヘッドでも吸い込んできます。

メバルは基本的には餌釣りの時と同じで、軽い仕掛け(軽いジグヘッド)で自然な動きに反応が良いことが多いですが、水深や状況によっては重い仕掛け(重いジグヘッド)の方が釣れる場面もあります。

ですので、ここで意識しておきたいことは、メバルは軽い仕掛けじゃないと食ってこない!という固定概念を消しておくことです!

軽い方が食いが良いのは確かだと思いますが、メバルの近くへ仕掛けを送り込めなければ意味がないので、その状況に適した仕掛けを選択して釣ることが釣果へ繋がると感じます。

私は最初、メバルは軽くてゆっくりとした動きにしか反応しないと思い込んでおり、どんな状況でも常に1g程度の軽量ジグヘッドを使用した結果、釣果アップができていなかったと痛感しています(;’∀’)

メバルは速い動きや重いジグヘッドにも反応する!

メバリングに必要な釣り具

次はメバリングに使用する釣り具の話ですが、特別高価なものは必要ありません!

基本的には下記の6つがあれば釣りが出来ます↓

  • ロッド(メバリング用)
  • リール(2000番台)
  • ライン(PEorフロロ)
  • リーダー
  • ジグヘッド
  • ワーム

あまり安すぎるものだと釣りの快適性が失われる恐れがあるので、予算としては、

・ロッド・・・1万円程度

・リール・・・6千円~1万円程度

・ライン・・・PEなら3000円程度、フロロなら1500円程度

・リーダー・・・400円程度

・ジグヘッド・・・3つほど揃えて1000円程度

・ワーム・・・3つほど揃えて1500円程度

・合計・・・一番高い値段を足し合わせると約26000円

初期予算としては約26000円で、この価格帯の釣り具を揃えればメバリングが快適に行えると感じています。

というのも、私はメバリングを始めた当初、色々と道具に問題があって快適な釣りができなかったのですが、上記の価格帯の道具を揃えてから快適なメバリングができるようになったからです!

もちろん、細かく探せばもう少し安く揃えることも可能だと思いますし、すでに所持しているリールを使うこともできるので、あくまで目安として捉えていただければと思います。

ただ、あまりに安い釣り具や不適合なラインを使用していると、快適な釣りが妨げられる上に、釣り自体がストレスになってしまうので、そこそこの釣り具を揃えることをおすすめします!

ですので、メバリングを始める時の釣り具に関して意識していただきたいのは、

1~2gの軽量ジグヘッドを扱うには、感度の高いロッドや細いラインを使う必要性があり、安い釣り具ほど感度が下がる傾向があるということです!

ここ、かなり重要なのでよろしくお願いいたします!笑

軽量ジグヘッドを扱うメバリングでは、ロッドやリール、ラインの選択が非常に重要になる!

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まとめ

メバルの餌釣り師がルアーでのメバリングで意識したいこととして、

・ルアー(ワーム)はよく釣れるものである

・狙うポイントは一緒だけど、狙う範囲は増える

・メバルは速い動きやフォール、重いジグヘッドでも反応する

・値段よりも快適性の高い釣り具を選ぶ

以上の4つを意識すると、早い段階でメバリングに適応できると思いますよ!という内容でした!

今回は、私自身がメバリングを始める前に知っとけばよかった・・・と感じていることを書いてきました!

まだ確証はないのですが、餌の方が数釣りはできる印象があるものの、メバリングの方が攻めれる範囲が増えるからか、大きいサイズが釣れやすい気がしています

あと、ワームだとフグが釣れる率が減るので、そこもおすすめポイントかなと思います。笑

ワームやプラグをうまく使えば経済的な釣りでもあるので、この機会に是非メバリングの扉を開いてみてはいかがでしょうか?

それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/

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孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。